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無線機器の事知っていますか?

トランシーバーやインカムだけじゃない!無線機器の種類まとめ

無線機器と言われると、何を思い浮かべますか? トランシーバーやインカムを思い浮かべる人も居れば、トラックの運転士や船の船長が手にする車載型の無線機を思い浮かべる人も居ると思います。無線機器と言っても幾つか異なるタイプが存在しているのですね。そこで今回は無線機器の種類について大まかに紹介したいと思います。これからトランシーバーやインカムをレンタルして、業務に活用したいという人は、ぜひとも一読して理解を深めてみてくださいね。

無線機器の種類について

無線機器と言っても、種類はさまざま。代表的な無線機器の種類をまとめると、以下のようになります。

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    固定型無線機(固定機)

    固定で室内に設置する、受信機能と送信機能を兼ね備えた無線機器になります。業務用の場合、中型から大型になる傾向が強く、持ち運びができないというデメリットもあります。しかし一方で、安定して電源が取れるために、長時間の使用が可能で、高性能、ハイパワーの無線通信が可能になります。

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    移動型無線機(車載器)

    自動車など移動する車両に設置する無線機器になります。電車や船、飛行機などさまざまな乗り物に搭載可能です。一般的に中型から大型になる傾向があり、取り外して持ち運べるような利便性はありません。しかし、電車や自動車、飛行機などの乗り物のバッテリーから安定して電源が確保できるため、長時間のパワフルな通信が可能です。車両同士、あるいは車両と指令局などの通信に使われます。

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    携帯型無線機(携帯機)

    トランシーバーなど、自由に携帯して好きな場所で通信できる無線機器になります。持ち運びを前提としているため、小型で軽量化された手持ちサイズが一般的。バッテリーも内蔵されているため電源を必要としません。携帯機の中でも、特定小電力無線機の場合は、無免許で使えます。
    しかし、電池(バッテリー)には限りがあるため、固定機や車載器などのように、長時間の無線通信ができません。また、出力が弱く、発信機が小型になりますので、通信範囲も狭くなる傾向にあります。

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    デジタル無線機

    テレビがデジタルに移行したように、無線もアナログからデジタル化への変換期にあります。アナログ無線の使用は2022年11月30日までで、現在はアナログ、デジタルの双方で使える無線機が販売されています。
    アナログと比べて狭い帯域幅で通信できるデジタル無線は、限られた電波の資源を有効に活用できる優れた技術として移行が進んでいます。また、第三者への通話漏えいが防ぎやすいという特長もあり、音声がクリアで、混信が回避できるなど、メリットが多く挙げられる未来の無線通信装置と言えます。

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    受信機

    無線機器は基本的に送信機と受信機で成り立っていますが、送信機能を持たず、受信機能だけを持った機器を受信機と言います。受信機は送信機能がないため、免許を持たなくても自由に各種の業務無線を視聴できるという特長があります。
    例えば航空無線、鉄道無線など、各種の業務用無線を視聴できますので、趣味で受信機だけを保有する人も少なくありません。盗聴器の発見で活躍する器具なども、受信機のみの機能を備えています。

トランシーバーとは和製英語。「送信機」という意味のトランスミッター(transmitter)、「受信機」という意味のレシーバー(receiver)を連結させた造語になります。
異なる2つ(2人)の通信局が存在するとき、片方が送信キーを押しながら話し、もう一方が聞いて使います。逆もしかりで、同時に複数の人間でトランシーバーを使って会話をする際にも、基本的に話す人は1人、残りは聞く側に回る必要があります。
複数の人と素早くコミュニケーションが取れる無線機として、トランシーバーはスポーツ大会、大型施設の警備など、さまざまな場面で使われています。
免許不要で、気軽に使える特定小電力トランシーバーも存在します。3-1ではそのような身近なトランシーバーについて、定義や用途を詳しく紹介します。

無線機器にはさまざまな種類があり、その中には携帯型無線機があると述べました。携帯型無線機には代表例としてトランシーバー、携帯電話があり、他にもインカムがあります。
インカムとは、「インターコミュニケーション・システム(intercommunication system)」、または「インターコミュニケーション・デバイス(intercommunication device)」、の略語。インターカム(intercom)とも略され、基本的に一般の電話回線から独立ネットワークを使った通信システム、通信機を意味します。端的に言えば、内線ですね。
しかし最近では、その独立したネットワーク内で、アンテナ、イヤホン、マイクが内蔵されたヘッドセットを使って通信する装置をインカムと呼びます。
トランシーバーと違って、通信相手が発話中でもこちらの意見を同時双方向で一斉に発信できる便利な通信機器ですから、各種のイベント運営やテレビ番組のスタジオ撮影などで利用されています。3-2ではそんなインカムの定義や用途を詳しくまとめます。

無線機器は小型の者であれば手のひらに収まるサイズで使い勝手がよいものですが、用途やタイミングによっては本体だけでは音が聞き取りづらくなってしまったり、声が上手に入らなくなってしまったりする恐れがあります。こういった時に役立つのが、無線機に取り付けられる各種アクセサリーです。
ベーシックなものでは、イヤホン付きマイクや、スピーカーマイクなど、用途に応じてカスタマイズしていくことで、無線機の使い勝手は格段に向上します。たとえば、静かな場所でのイベントでは、イヤホンが必須。周囲に音漏れせずに使用が可能になるため、警備スタッフや運営スタッフがいつでも連絡事項を無線機ごしに伝えることができます。
その他にもアンテナやバッテリーチャージャーなど、個人利用でも重要なものもあるため一通り覚えておくとよいでしょう。こちらでは無線機のアクセサリーについて紹介します。