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無線機の種類
わかりますか?

無線機の種類はいろいろ!免許の有無やレジャー利用の可否まで一挙に解説

無線機といっても種類はいろいろとあります。レジャー利用できる無線機から、業務での利用に限定される無線機、さらには通信距離が数百メートルの無線機から、日本全土の無線機までさまざまです。そこで今回は業務用無線機、IP無線機、特定小電力無線機、デジタル簡易無線機、デジタルMCA無線機を取り上げ、それぞれの特徴を紹介します。これから無線機のレンタルを考えている人は、大まかな理解を深めるべく、ぜひともチェックしてみてください。

最大送信出力が5~25w、10~数十kmなどの広域で通信ができる業務用無線機。各事業者に対して専用の周波数が与えられるため、混信もなく安定した通信が可能となります。

業務用無線は公共性の高い事業者用と、一般の事業者用に分かれており、どちらであっても使用には無線従事者と無線局の免許が必要となります。公共性の高い事業、一般の事業に使用される本格的な無線機を、業務用無線機と呼びます。

IP無線機はau、SoftBank、docomoの携帯電話網に相乗りして、無線通信を行う通信機器になります。音声をパケットデータに変換し、電話通信網に乗せて広域で無線通信を行いますから、携帯電話が利用できる場所であれば、どこでも通信が可能です。それでいて、無線従事者の免許や無線局の免許を取得する必要がありません。大規模な設備投資も不要。利用を希望する事業者は、携帯電話各社と定期契約をするだけで、すぐに全国規模の無線が行える便利な無線システムとなっています。

送信の電波が小さく、極めて小規模な近距離の無線通信しかできませんが、免許登録がなくても自由に利用ができる手軽さが魅力の特定小電力無線機です。

無線機器自体のコストも安く、販売店も充実しており、レンタルも盛んに行われています。レジャーから簡単な業務に至るまで、さまざまな利用シーンで活躍する入門編の無線機だと言えます。

ただ、利用者が多いために、使えるチャンネルがふさがっている可能性があり、混信が多く、通話内容が他人に聞かれてしまう恐れもあります。

デジタル簡易無線には、“免許局”と“登録局”の2種類があり、“免許局”は開設にあたり免許が必要になります。周波数は460MHz、出力は5w。“登録局”に関しては周波数が350MHz、出力は1または5wになります。通信距離は1~10km。各事業者に専用の周波数が与えられる業務用無線と比べると、出力も通信の安定度も落ち、混信の可能性も出てきます。しかし“免許局”は無線従事者を置かなくても使用が認められており、“登録局”に関しては免許すら不要で、登録申請だけで開局が可能になります。そのハードルの低さが人気で、イベント業、宿泊業、建設業などの業種で使われたり、遊園地、倉庫、学校などで盛んに利用されたりしています。

中継局を介して、お互いに通信を行う無線通信になります。中継局は空きのある通信チャンネルを利用者に随時割り当てて無線通信をさせ、35分以上の通話を終了させて強制的に空きチャンネルを作る仕組みになっていますので、通信が混雑するといった事態がほとんどありません。

また、全国各地の山頂や高層ビルなどに中継局が設置され、その中継局を介して通信が行われるために、契約をすればすぐにでも全国規模の無線通信が可能になります。免許は必要ですが、無線従事者の配置は求められません。