無線機用語集

免許の申請や登録が不要の無線機。携帯電話キャリアの回線を利用しており、携帯電話の通話エリアであれば日本中で通信可能です。

アナログ簡易無線機

アナログ方式の簡易無線機。免許を申請している人以外は使うことができません。アナログ簡易無線機の使用期限は2022年まで。アナログ方式の周波数も2024年12月1日以降は利用できなくなり、デジタル簡易無線機への移行が求められています。

アンサーバック

画面に表示された相手との交信が可能かどうかを確認できます。

インカム

「インターコミュニケーション」を略した用語。無線機やトランシーバーといった意味合いですが、業界によってはそこにヘッドセットやイヤホンマイクを接続したものをこう呼びます。

インピーダンス

電流の流れにくさのこと。交流における「直流電流の電気抵抗」のようなもの。電気抵抗が大きいと電流が流れにくくなって出力が抑えられます。

エマージェンシー機能

「エマージェンシーボタン」を押すとほかの無線機に緊急事態・非常事態を知らせることができます。

キャリアセンス

ほかの無線局が自チャンネルを使用していないか確かめ、同一周波数での送信を行わずに干渉を回避する仕組みのこと。

コールサインメモリー

コールサイン（呼出符号）は無線局ｗ識別する番号す。

コールサインメモリーは、その呼出名称記憶装置のことで、「Call Sign Memory」を略して「CSM」とも呼ばれています。

デジタル簡易無線機のみに付与している番号です。

コールチャンネル

緊急時、不特定の相手との通信に用いられるチャンネルのことす。デジタル簡易無線登録局「CH15」と互換性があるため、どんな機種からも通信可能です。

登録局

免許のいらない無線機で利用でき、簡単な登録手続きと開設届けで誰でも使用可能です。

特定小電力無線機

「特小」とも略されている送信出力が0.01W以下の無線機。出力の低さから限られた範囲での通話に向き、ほかの無線機に干渉するリスクもほぼありません。免許の申請や登録手続きも必要なく、買ってすぐに使用できます。

ノイズキャンセリング機能

周りから聞こえる雑音を打ち消す機能で、デジタル処理によってほどこされます。騒音のある場所で無線機を使用する際に重宝します。

マイダウン機能

無線機の本体が傾いた状態で一定時間が過ぎると、自動的に緊急呼び出しがかかり管理者に通知します。

免許局

免許が必要な無線機で使用されます。免許を持っている人以外の使用は認められていません。

ローンワーカー機能

無線機の本体を操作せずに一定時間が過ぎると、自動的に緊急呼び出しがかかり管理者に通知します。