防水性と通話品質が大切!防水機能付きのデジタル無線機がベスト!
万が一のときにはスタッフ同士で連絡を取り合い、お客様の安全を守らなければならないプールの監視員は、無線機の利用が最適。大人数で情報を素早く共有でき、ハンズフリーにも対応しているためです。ただし、無線機に水が入って壊れてしまっては、万が一のときに連絡が取れなくなってしまいます。そのためプールでの使用には、防止機能が欠かせません。プールでの使用に適した無線機の種類と機能についてチェックしていきましょう。
プールで溺れている人を見つけたら、スタッフによる救援が必要です。その一方で、すべての監視員が救助活動に駆けつけてしまうと監視が手薄になってしまうので、きちんと役割分担しなければなりません。リアルタイムでスタッフ間の連携を図り、迅速に対応するためには、無線機の使用が欠かせないでしょう。
遠距離通話できるデジタル簡易無線が有効
プールでの監視員が使用するのなら、候補に挙がるのは特定小電力トランシーバーとデジタル簡易無線です。特定小電力トランシーバーは資格も免許も一切不要で使えますが、広い屋外のプールでは電波が届きにくいかもしれません。
一方で、どんなプールでも問題なく通話できるのがデジタル簡易無線です。デジタル簡易無線は使用するための登録手続きが必要となりますが、他の資格が必要な無線などと比べると複雑ではありません。また、広く人が多い場所でもアンテナを交換すれば、離れた場所にいる相手とも問題なく意思疎通できるでしょう。秘話モードの使用や防水仕様になっているモデルが多いこともおすすめのポイントです。
プールでの使用には必須な防水機能
無線機がスマホや携帯電話と比べて優れているのは多人数通信だけでなく、レベルの高い防水機能が付いている点も挙げられます。防水性能には8段階の等級があり、7の防浸型では水深1mの水の中に30分放置しても内部に水が入りません。こういった仕様の無線機を利用すれば、万が一無線機をプールに落としてしまっても問題ないでしょう。
また、屋外での使用は雨の日にも対応できなければなりません。普段はプールに入らない係のスタッフでも、万が一に対応できるように、ある程度の防水性能がある無線機を持っておくと安心です。
屋内プールで便利なクリアな音声品質
屋内プールでは音が反響して声が聞き取りづらいもの。デジタル簡易無線はクリアな音質が特徴なので、屋内プールでも受信した声をはっきり聞き取ることができます。たくさんの人がいて、ざわざわした環境でも安心です。また、アクセサリでイヤホンマイクを追加すればハンズフリーの状態で確実に音声を聞き取ることができます。
デジタル簡易無線には秘話モードがあるのもうれしいポイント。特定小電力トランシーバーでは第三者に通信を聞き取られる可能性がありますが、デジタル簡易無線の秘話モードを使えば盗み聞きされることなく、セキュリティ面でも安心です。
画像引用元:http://www.kenwood.com/jp/products/communications/demitoss/ubz_bm20r/
屋外などの環境でも安心して使用できる特定小電力無線機です。優れた防塵・防水性能を備えており、国際電気標準会議の保護等級であるIP67相当のレベルを誇ります。そのため粉塵や水に非常に強く、過酷な環境下でも操作性が保証されているのです。
ノイズを軽減するコンパンダ―やマイク感度調整機能、音声信号を増幅するBTLアンプ搭載で、騒音が大きな現場でもクリアな音声通信を実現します。音声反応での通信開始(VOX)や通信状態のホールド(PTTホールド)など便利な機能も満載です。
プール監視員の業務は、事故を未然に防いだり、トラブルが起きたときに迅速に対応したりするなど、利用者の安全を守る大切な仕事。広いプールで監視員同士や管理者と連携を取り、適切な対応を取るためには、無線機の役割が重要です。
UBZ-BM20Rは、非常に高度なIP67相当の防塵・防水性能を装備しているため、水に囲まれたプールでの業務に適しています。また、利用者の救護などハードな作業中でも、VOXやPTTホールド機能があればハンズフリーの操作が可能です。